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モータルコンバットを観てきた話

モータルコンバット

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おま国だし実際にプレイしたことはないけど、フェイタリティ(究極神拳)で背骨引き抜いたり引き裂いたりする動画は見た事あるし、新作はランボーやらターミネーターやら洋画版スマブラと化してきた格ゲーという印象。映画化すると聞いて楽しみにしてたのがついに公開したので早速鑑賞。(一部ネタバレを含みます)

よかったところ

・「フェイタリティ…」とは言わないものの安定の虐殺

 脳天串刺しはもちろん、心臓引っこ抜きに頭部粉砕、謎ビームで胴体くり抜き(何故か脊椎は残る)等々…敵味方構わず惨殺に次ぐ惨殺。主人公側のキャラが敵を真っ二つにした後にとても人殺した後とは思えない満面の笑みで笑ってしまった。

・ただひたすらにかっこいい真田広之演じるハンゾウ(=スコーピオン)


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とてもかっこいい。出番こそそこまで多くはないものの、十分かっこいいアクションが堪能できる。正直これだけでも観る価値はあった。

 

微妙だったところ

・主人公の存在感が薄い

 今作の主人公、コール・ヤングは本作オリジナルキャラクターとのこと(まあ原作やってないから後から調べるまで知らなかったが)。主人公であるはずの彼、格闘技出身ということもあって攻撃は基本的に打撃と関節技で地味、原作キャラに出番を振ってる影響で出番は削られ、覚醒後の武器はトンファーでこれまた地味だし衣装も微妙という不遇っぷり。

 何より終盤サブゼロとの決闘の場面、いよいよ一騎討ちでコール活躍のターン……かと思いきやそこでまさかのハンゾウスコーピオンとして復活。まあフリは十分にあったので驚きはしなかったが、そこからはサブゼロとスコーピオンのほぼタイマン。途中共闘とかはしつつも、結局トドメもスコーピオンが持っていくという…

 もし次作があるならもっと活躍させてあげてほしい。

・シナリオが雑

 まあこの映画のそこに期待するのはお門違いなので不満ではないが、シナリオはだいぶ雑でアクションの間のつなぎ感。まあしょうがないけど気にする人は気にしそう。

 

総評

 微妙に感じたとここそあれど不満というほどの不満もなく、グロにアクションと見たいものは見れたので非常に満足。次回作のフリも一応あったし、コロナ禍で競争相手が少なかったとはいえ全米1位をとっていたりと続編も大いにあると思うので期待したいな。